監督は『奇跡の海』の鬼才、ラース・フォン・トリアー。主演のビョークの天才的演技力。
主人公セルマは女手ひとつで幼い息子の生計を支える女性。彼女はいづれ盲目を迎える先天性の病気を持ちその盲目になる時期を迎えている。
息子もまた同じ病を持つが13歳で手術をすれば治るため、息子の盲目をなおす費用を貯めていたが、その貯めたお金をめぐる不幸な人生が待ち受けていました。
辛い状況になるとセルマは頭の中で空想のミュージカルで乗り越えようとし続けます。
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見るポイント
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の意味は？
このタイトルが気になる方も多いみたいです。
トリビアな話題になりますが・・・。
英語で「dancer in the dark」と書いて、「暗闇の中のダンサー」という意味になります。
目が見えないセルマが、不幸の現実から回避するように空想の中で歌とダンスを踊るためこのようなタイトルになったと思います。
映画の結末が賛否両論
この映画を見た方は、結末について賛否両論です。
見てない方には少しネタバレになってしまいますが、恐ろしいほど残酷なストーリーなのです。
そこでラストが凄い事になるのですが、見ている方はこの凄いラストにこの映画が嫌いと思う人もいたり、その沈んだ感じを受け入れる人もいます。
沈んだ感情になるようなストーリーを作品の完成度が高いと受け入れるか、それを完成度が高いと受け取れられないかになると思います。
このサイトでは良い作品としてあげていますが、あまりにもひどいセルマの人生ストーリーを見たくない方は見るのをやめた方が良いと思います。
このような情報を知ると、この作品は良い作品なのか悪い作品なのかわからなくなりました。
女性の視聴者は号泣するかも。